kuriritanのブログ

日記です

自殺未遂した話

2020年のあのとき、僕は浪人生だった。東大を目指して、上京して予備校に入学した。

結果から言うと僕は受験に失敗した。なぜなら、自殺未遂したからだ。

 

 

 上京したあの時期が、運が悪くコロナウイルスがちょうどはやり始めた時だった。

田舎から出てきた僕は、都会に戸惑いながら新生活を始めた。

授業は感染対策のためオンラインになった。自分は自学自習で合格するので、ちょうどいいやぐらいに思ってた。

ここで僕自身の気持ちというか、心情を高校卒業までと、上京してからの春から夏までと、夏から冬までに分けようと思う。

 

高校卒業まで(かんたんに)

僕は高校時代成績は比較的上のほうだったのと、先生に勧められたことがあり、東大を目指す流れになった。今思えば、東大を目指すレベルじゃなかったと思うし、能力不足だったと思うけど、東大や東京へのあこがれとか先生にすすめられたことで目指していたと思う。

それと同時に矛盾する心として、受験勉強自体に嫌気がさしていた部分があった。

それは僕の中で深く心に残っている高校の英語の先生(Aとする)の影響だった。

 

高校時代ぼくは友人も多かったし、恋人(彼女)がいたときもあったのに、なんとなく人生に嫌気がさしていたというかどこか遠くにいきたいとおもっていたなあ。

 

春から夏

すでに書いたけど、受験勉強自体の意味を強くは感じてないままオンラインの授業を受けたりして勉強はしていた。それと同時に僕は初めて一人暮らしをすることをゆるされ、親から十分な仕送りをもらって都会に住んでいたので適当に楽しんでやろうと悪い気持ちで高い外食に行ったり18歳なのに喫煙や飲酒をしてた。

そのうちに、勉強もせず、授業も聞かずに、酒を飲みながら寿司を食べたり、フランス料理を味わったり、夜中の東京の街をぶらぶら歩いたりしてた。あとネットに依存してたし、ずっとネットをしてた。

気になることを調べたり、斎藤さんをしたりしてた。

ある時、ミュージシャンの優里(ドライフラワーベテルギウスの)と斎藤さんでつながった時があった。あの時は、まだドライフラワーはリリースしていない時だった。

かくれんぼっていう歌知ってますか?と聞かれて、ぼくは有名人きらいなので「しりません、」とか冷たく答えていたら、なんか怒った様子で「じゃあYouTubeでかくれんぼ見といてくださーい」と言って切られた。器の小さい人だなあという印象だけが残った。

あといろんな人と話したけど、そのうちの一人と大喧嘩をした。カカオトークに移行して、何日も不定期に電話したりして仲良かったけど、最後大喧嘩になってかなりひどいことをいわれた。このことが後々僕がメンタルを壊していく遠因となったんだと思う。

 

 

親にはこの時期は必至で勉強していたということにしている。

 

夏になって驚いたのが蝉の鳴き声が地元と違ったことだった。

高校生の時に東京出身の数学の先生が、セミの鳴き声がみーんみーんじゃないのがへんなんだと言っていたのを思い出した。ミンミンゼミの鳴き声がすごく変に聞こえた。

ふつうはしゃあしゃあなくと思っていたから。

あと夏がそんなに熱く感じなかった。

 

この時期はそれなりに楽しく受験の焦りもありつつ健康に、過ごしていたと思う。

 

夏から冬

 

この辺の記憶はもうあまりない。友人とコリドー街に遊びに行ったのをおぼえている。

ほとんど人がいなかった。

 

11月ぐらいにその友人がほかの友人を連れて僕の部屋に来てくれた。

 

その時僕はかなり精神的におかしくなっていたのをおぼえてる。まず友人の目が見れなかった。あと、高校の時の先生(さきほど書いたA)が北朝鮮から来たスパイだったんじゃないかとか。Aに殺されるとかそんなことを本気で思っていた。そのときは2時間ぐらい話して解散したと思う。友達と話してすごく気分が楽になったのを覚えてる。(後日談だけど友人曰く、この時の僕の顔は仏みたいに表情が全くなかったらしい。病んでるというのは分かったと最近言っていた。)

 

あまり記憶がないけど、12月は自分自身がホラー映画の中にいるような感覚になっていた。内容はかなり政治的だったり、かなり狂気じみた恐怖に満ちたものだった

結局僕は、12月31日に自殺未遂をした。方法は、一番身近なアルコール

あの時あまり考える余裕がなく、アルコールが身近だったので、致死量を計算して、一気に飲んだ

 

直前に僕のことをすごく心配した大人と深い話をして、自殺は止められたけど、僕はその人の制止を振り切って自殺をした

 

みそかの夜中で人なんか全然いなかったうえに、あの時ひどく寒かったのを覚えてる

路上で自殺未遂したので、昏睡というか、朝まで眠ってる状態で通りがかりの人に発見されて通報され、病院に運ばれたらしい。

お医者さんが言うには僕はかなり危ない状態で、死に近い状態だったと後から聞いた

 

病院で目覚めたときに僕がひどくおかしなことを叫んでいたらしいので僕は精神科に入れられた。あの病院は、病院の窓から東京タワーが見える快適な病院だった。

男性の看護師さんはここの看護師さんは顔採用なんだよと教えてくれた。

確かにきれいな人ばっかりでおどろいた。それにご飯もおいしかった。

1か月ぐらい入院して、退院となり僕は田舎の実家に戻ることになった。

診断されたのは統合失調症だったけど、最近はそうではなくて違う診断だといわれた。

今は治ってて健康な状態に戻ってる、、、。

 

 

 

簡単にいうと運が悪く、精神病になって、自殺未遂したけど助かったよって話。

 

 

最後にあの時に僕が聞いてた歌を載せとく。

 

youtu.be

youtu.be

 

病んでるときに聞くと良き(笑)